ワインの飲み方、選び方―ジャンシス・ロビンソンのワイン入門

ポケット・ワイン・ブック 第6版 (ハヤカワ・ワインブック)ワインの飲み方、選び方―ジャンシス・ロビンソンのワイン入門食べ物の話をするのは大好きなのだが、どうもワインのウンチクをたれる人はあまり好きになれず、自分でも何となくワインに関する知識は遠ざけるようにしていた気がする(ワイン自体は好き)。が、最近、食べ物や店について「あれが旨いこれがマズイ」という話をさんざんした後に「ワインのことはようわからんのですよ」と言うと「エッ?」という顔をされることが多くなった(イタリアのあの町が良かった、この町がステキだった、という話の後でも似たような反応が)。まあもう30代も後半なのでワインのウンチクを垂れてもいい歳になったのかもしれず(そうか?)、そもそも知識を高めるのはよいことなので(ウンチクさえ垂れなきゃいいし)、ちょっと本でも買ってみようと、Amazonで一番売れてそうな本を買ってみた。まだパラパラと読んだだけだが、デカンティングの有用性に疑問を呈していたりして(酸化が進むだけでいいことない、安物ワインのいやな臭いを飛ばすためなら栓を抜いておいておくだけで十分、とのこと)、ちょっと衝撃的。結構おもしろそう。果物のおいしい季節になったこともあり、最近の晩酌は梨や桃を食いながら白ワインを飲むことが多くなっていたところでもあり、冷たいのをやりながら読むことにしよう。
ヒュー・ジョンソンの「ポケット・ワイン・ブック」も買ってみた。