世界デフレは三度来る

普段読んでいるブログのあちこちで紹介されていた本。だらだらと2ヶ月ほど読み続けて読了。金本位制の功罪やら平成不況の原因やら、ヘタなマクロの教科書より頭に入った感じ。まあ江戸期や明治初期の日本の貨幣制度のように、金銀双方が法定通貨の原料になる制度を「複本位制(バイメタリズム)」と呼ぶことや、それがグレシャムの法則によって金本位あるいは銀本位に収斂することも知らないような人間だったために得るところが多かったのかもしれませんが…
まあ、とにかく面白かった。

結婚できない男

  • 「トリック」でもそのケはありましたが、阿部ちゃんは喪男の神となりつつある気がします。
  • ひとり焼肉が悪いか!自分も阿部ちゃんと同じ表情で食べてる気が…
  • でもあの女医には心奪われる…夏川結衣とおっしゃいますか。誰?
  • なんとなく心騒いでカキコ。

世界デフレは三度来る 上 (講談社BIZ)

NHKにようこそ!(滝本竜彦)

これも広義のツンデレ?遅ればせながら読みました。電波系ヒキコモリ小説でした。大槻ケンヂ臭がプンプンするためか、心地よく(&居心地悪く)読めました。しかし、大槻ケンヂに比べると、女性の描かれ方が薄っぺらで感情移入が難しい。男性の方へはたやすくできるのだが(おいおい)。これもひとえに著者の女性経験のちが…(げふんげふん)

でエピソード2

ぜんぜん間に合ってないけど。

  • さてデレツンの真矢です。
  • うーん、なんか本編で語られていたことを超える話がないなあ。
  • あの「クラスの〜%が…」っていうのがあの生徒の受け売りなのはちょっと興ざめ。
  • ああツンデレだ。やっぱり真矢はツンデレだ。
  • 振り返ると、本編で真矢が語っていたことのつじつま合わせ程度の話にしかなってないなあ。元々そういう趣旨かもしれないが。まあ子供に対する思い入れの強さ(特に身体的安全)についての説明は尽くされた感じか。でもこの外伝の最大のウリはデレ真矢に尽きる気がする。
  • しかし、あらためてあの黒い服で見ると真矢の(というか天海の)腰のくびれはすごいなあ。

NHKにようこそ! (角川文庫)

これもまたツンデレ@女王の教室

時間差ながら、昨日のやつを追いかけてみてます。今日の分に間に合うか…

  • 前々から思っていましたが、真矢こそがツンデレであると。明示的には、本編からエンディングへの切り替わり。暗示的には、ストーリーにおいて。
  • 今回のスペシャルにおいて、その思いを強くしました。ドラマ中の時系列においてはデレ→ツンではあるものの、視聴者の主観的な流れにおいてはツンデレ
  • 神原小学校…母校と同じ名前なり…
  • ちょwwwww生瀬が恋人wwwwおまえ趣味良すぎwwww(キャスティングを見たときはてっきり教頭役とかそんなんかと思っておりました。)
  • ウェディング真矢カワエエ…
  • 真矢のお父さんよりもお母さんに人間的な深みを感じますが…
  • 勘弁してくれ…そういう話はあかんねん…
  • そしてパンツスーツに移行。わかりやすし。

マオ―誰も知らなかった毛沢東(ユンチアン、J・ハリデイ)

周回遅れながら。描かれている毛沢東を見ていると、「簒奪」という言葉がぴったりだな、と思う。朱徳彭徳懐から軍を奪い、周恩来や博古、王明を押しのけて党の実権を握り。三国志かと思うぐらい。ただ、かなり極端な見方なのだろうなとは思うし、実際議論が多いようでもあり、本を読み終わったら大量の書評を楽しめそう…

白夜考

前回は何となくイマイチだったけど(武田鉄矢オンステージだったが)、前々回はよかった…渡部篤郎の最後がすばらしい。どうもあういう疑似親子関係に弱いらしい。ハリーポッターシリウスブラックの関係とかも弱い。なぜだろう。
何のかんの言って私が着いて来ているのは、一つには綾瀬はるかが時々、福田麻由子が成長したらこうかな、と思わせる表情をしたりするからだったりするのだけれども、綾瀬の演技力(えー?)なのか演出の妙なのか…

マオ―誰も知らなかった毛沢東 上