「反日・親北」韓国の暴走?「韓流ブーム」ではわからない(呉善花)

「スカートの風」の著者の最新刊。韓国の現状を批判するためにあえて親日的な姿勢を取っている、という感じもし、あまり素直には読めない。しかし、韓国の親北的な雰囲気は正直心配。中央日報朝鮮日報をWebで読んでいる限りでは、少なくとも新聞は社説等で北への過度に融和的な雰囲気を憂いており、まあバランスはとれているのか、と安心していた。しかし、この本を読むと、テレビ番組はかなり北に対して友好的な姿勢で作られているようで、しかも新聞よりも影響力がありそう。日本でもテレビと新聞は姿勢が違うし、影響力もテレビの方が高いのでそれは納得できるが、うーん。心配してもしょうがないのだが…