キングダム・オブ・ヘブン

http://www.foxjapan.com/movies/kingdomofheaven/を同期と観る。まさにCrusader Kingsの世界だが、異様に慌ただしい。時間の経過が全く表現されないので、素直に観るとせいぜい数ヶ月の出来事なのだが、実際には数年以上にわたる話のはず。また、登場人物の心の動きも表現が少なく、感情移入が難しかった。ただ、印象に残るシーンは何ヶ所かあり、特にエルサレム王とサラディンが大軍を率いて対峙する場面は、エルサレム王の押し立てる巨大な十字架やサラディンの背景に現れるGod's word(雲間から指す光)が印象的でお気に入り。他に気づきの点を挙げると、

  • 鍛冶屋何でもできるよ鍛冶屋
  • 悪いテンプル騎士(ルノー)は妙にコミカル
  • メッシナでレオン王国との合同後のカスティリア王国旗を見た気が。この時点ではまだ合同してないのでは。

という感じ。まあトータルで言うと、映画館で観ないと意味ない映画だが、1,800円喜んで出すか、と言われると考えちゃう感じ。