Crusader Kings: ロバート一世即位

この時点で進行方向としてはスコットランドアイルランド、フランスの3方向なのだが、全2者は非常に貧しい。必ずしも経済力だけがこのゲームの全てではなく、スコットランドアイルランドの王位を手に入れて威信を高めるというのも十分手ではあるのだが、数千の兵を徴集して継戦できるだけの経済力は最低限必要だろう、ということで、まずは独立した公国になっているブルターニュ公国を狙う。
クルセイダー キングス 日本語版
戦争を続けているうち、同盟国であるフランスから別件の参戦依頼があったりしてそれに応じるなどしていたが、なぜか突如フランスが宣戦布告してくる。広大なフランス王国を相手にすることに若干不安を抱いたが、フランスは公爵たちの勢力が大きく、実は王領はイル・ド・フランスのみ。速攻でここを攻めると、苦もなく陥落、フランス王として即位する。公爵たちも忠誠を誓い、イングランド・フランス連合王国として一挙に勢力範囲が広がる。このゲームも結構他愛ないな…
と思っていたら、なぜか嫡子たるノルマンディ公ロベールが自立、宣戦布告してくる。ちょっと前に確認したときには熱心に忠誠を誓っていたのだが…ロベールはいずれは王国を継承する身であり、お家騒動を起こしてもいいことはないので、泣く泣く講和し自立を認める。放蕩息子の家出という感じ。
その後、フランスの公爵たちも次々と反乱を起こす。完全には鎮圧できず、自立してしまうものも続々。反乱はイギリス本土にも飛び火し、残ったのは息子であるコーンウォール公グロスター公のみ。彼らすら怪しい挙動を示していたので、惜しみなく領土を振る舞う(親族ならばあまり惜しくない)。反乱を奇禍に要所を王領として回収しつつ、何とか落ち着く。
そうしてイングランド本土とフランスとで戦場を駆けめぐるうち、とうとうウィリアム一世が老衰で死亡。後継者は自立していたロベール(イングランド王としてはロバート一世)。彼の領土は再度統合され、後継直後の状態は図の通り。濃い緑が王領で、薄い緑が封臣領。安定的に維持できる直轄領は管理能力に依存しており、ロバートは先代よりも能力が低いため、経済力の高い領土以外は息子たちに与えてしまっている。経済的な状況は向上中。オレンジ色は手中にはないが領有権を主張している領土。特にフランスは反乱の影響でオレンジ色と白(まったく権利のない土地)が多く、今後の課題。