Crusader Kings

ヨーロッパ ユニバーサリス 2 アジアチャプターズ 日本語版クルセイダー キングス 日本語版
Europa UniversalisのParadoxが送る中世ヨーロッパのシミュレーション。世界史の好きな人、たとえば、「アキテーヌ公領」とか、「サリカ法」とか、そういう言葉に萌えられる人にお勧め。どうですか弟よ。

とりあえず、歴史がそれなりに分かる、ノルマンコンクェスト直後のイングランドで開始。当然ながら当代はウィリアム征服王。長男のロベールは既にノルマンディ公に封じられている。こいつは今後頻繁に反乱を起こすはずであり、ガクガクブルブル。それよりガクガクなのは、後々騒動の種になるはずのスティーブンが既にエティエンヌ・ブロワの名でシャンパーニュ公の宮廷にいることではあるわけだが。

早死にするはずの次男リチャードとこれまた王位についてすぐ死ぬはずのウィリアム二世は既に生まれているものの、本命のヘンリー一世はまだ。その他、娘が多々おり、結婚外交が楽しみではあるものの、とりあえずは教育をしてから送り出したく、しばらくはお預けか。当面は男児たちの嫁、当然持参金というか持参領土の多い娘探しに専念するか。

フランス王フィリップの後継者がその弟ユーグ・カペーでちょっとびびるが、あの人ではなくそのひ孫であるよう。まあ別に有名人だからといってびびる必要はないのだが。

まわりの土地は経済レベルが低そうでもあり(ウェールズなりスコットランドなり)、とりあえず力攻めは愚策であろう。まずは金を生む建築物なりそれに役立つ技術なりを初っぱなに作ってしまうのがこういうゲームの定石ではあり、先行施設や保有技術なく建設できる伐採所を首都Essexに建設せんとする。最も経済価値が高い領土でもあり。漁港も伐採所も共に100ゴールド、12ヶ月を要し、収入に+5%の効果を与えるが、伐採所の後継施設である製材所が建築を加速する効果があるので、こちらを優先。しかし島国としては港も必要ではあり、なかなか悩ましい。当面はインフラ整備が優先か。ちなみに、現状の農民:市民:聖職者:貴族の財政への貢献は50:30:10:10、権力は33:33:17:17。後々の施設は農業優先とすべき。